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江東かわかみ君のブログ

コロナ禍暇つぶしの日々日記

消えた愛車・・・詐欺師

20年の間、乗り続けた愛車が忽然と消え去ってしまった。

 

まぁ年式も古く走行距離も20万キロ近く走り込んでるから、手元から消え去ることに未練は無いのだが、愛着はタップリある。

 

巷噂では「詐欺師」と称されている。とある先方様とのストーリー・・・

 



ことの始まりは、車検整備。この3月が更新月。オイル漏れとミッションエラー事象があるが、直せば、まだまだ走れると知り合い整備工場へ運ぶ。

 

その修理屋は、杉並区のサンチャン経営の小さな修理工場。中国から帰国してから、三度の車検整備を依頼していて、特別な問題も無いので、今回も依頼。

 

ミッションエラーは、アクセルを強く踏み込むとオートマチック切替が旨く出来ず2速固定に陥ってしまう事象で、コンピューター制御の弱点でもあるそうだ。でも静かに走るワタシには、無縁なのだが、気なるから直そうかと、先方様と相談。

 

世には「リビルト」なるワードがあって、エンジンやミッション、ほぼ全ての部品が整備&調整された中古品が出回っている。その中から、ミッションユニットを探す。価格は、ディーラーならば、百万円超えだが、リビルトなら半額程度とならと交換修理を決めた。

 

それから数日後、先方様より、リビルトのミッションユニットが見当たらない。旨の知らせ・・・

 

まぁワタシの気持ち中にも、万一、車検整備に多額費用係れば、車検通しを断念して、新たなクルマ乗り替えの「ココロ」があったが・・・ソコを読まれ・・・新たなクルマの営業トークに変わった。その会話中で、ワタシの購入予算額を提示、新たな中古車の紹介頂き、電話にて購入を了承する。納車予定は、数日間と聞く・・・

 

その数日間が経過、一週間経っても、次なるアクションの通知が無いので、コチラから進捗を確認すべき電話する。

 

そこで発せられた言葉「・・・スミマセン。あのクルマ、提供情報が間違ってて販売できなくなった。そこで、更なる新しいクルマを用意できる。価格も少し安い・・・どうでしょうか❓」その会話、直感で、この先方様の営業態度に不安❓感じる。

 

でも・・・まぁ2台目紹介のクルマで決めようかと悩んだ後、数時間後に電話した。

 

その携帯電話番号・・・ここからストーリー開始のゴング鳴る。

 

スマホ電話帳の「修理工場」には、二つの携帯番号が登録されていた。その配置確認を間違えて、(元従業員)へ掛けてしまった。

 

あいにく受信されなかったので、その時点で間違いとは気づかないワタシ。

 

その数分後、その(元従業員)から、着信返答「・・・シャチョウ ご無沙汰で~す」「何かありましたか❓」ワタシは、間違い電話を謝罪とその経緯を説明する。その直後、彼の発言「・・・シャチョウ その修理工場から、クルマ買ったりしてないですよね❓」と驚きの衝撃発言・・・まさに的中言葉に驚く。「いや、中古車だけど、今、購入話が進捗してて、その件での間違い電話と」彼発言「・・・シャチョウ 止めた方が良いですよ❗」これまた衝撃発言。

 

その後、先方修理工場の「悪態(詐欺行為)」の数々を耳にする。

 

一度、電話は切った・・・

 

 

その修理工場、過去、三度の車検整備でお会いしているが、特に不安は無い整備工場だった。価格も安いし・・・

 

でも、中古車紹介会話中の「不安❓」も脳裡に現れ、それと(元従業員)からの情報が交差する・・・半日、悩む。

 

 

そして、その夜、中古車購入の断念を決断して「購入キャンセル」通知を修理工場へ伝える。

 

その会話から「あなたのクルマは、もう手元に無いんです。解体業者へ引き渡してますから戻りませんよ・・・」ってどういう事❓

 

依頼人に承諾も得ず解体業者へ引き渡すって・・・これこそ(元従業員)が云う処の「悪態(詐欺行為)」始まりなのか❓

 

(元従業員)へ電話で事情を話す「・・・シャチョウ それは警察へ相談すべきですよ」

 

そして、翌日、最寄りの「城東警察所」へ向かう。

 

受付で「事情」を話して「刑事課」へ案内され、「事情聴取室」へ入る。



 

若い刑事と助手❓女性刑事が対応。

 

事情経緯を説明する。

 

その間「小一時間・・・」

 

車検証の所有者と使用人の名義が違うので、刑事事件として処理出来ない。所有者(20年前のローン会社、支払い完了して所有権解除手続きしてなかった)からの被害届が必要。との見解。

 

「・・・分かりました」と警察署を出て、お台場の青海にある販売会社をアポ無しで訪ねる。対応した「法務」担当者にも事情経緯の説明。

 

その間「小一時間・・・」

 

修理工場の現地で「車輌存在目視確認(してなかった)」等々、再確認して下さい。との見解。

 

そして、その駐車場から、修理工場社長へ電話。

 

「警察刑事課」と「所有者会社」での相談を報告・・・

 

修理工場社長、いままでの、ダラダラ言い訳めいた喋り方から「対応」が一変・・・

 

「ハイッ❗ ハイッ❗ ハイッ❗・・・」

 

車検費用の前払い10万円返金

・廃車されたクルマのナンバープレートと車検証の返送

・廃車されたクルマ車内に残されてた荷物の返送

・廃棄業者の会社情報の提供

 

「ハイッ❗ ハイッ❗ ハイッ❗・・・今日中に対処します」

 

20年の愛着クルマは、いずれ廃車運命なのだから、廃車された先から戻せとは・・・云わんかった。

 

まぁまぁ・・・そんな経緯の中「欺される❓」から逃れることが出来た。お話しでした。

 

 

今朝のニュース記事にも・・・こんな「欺し販売」事件が取り上げられていた。

news.yahoo.co.jp

 

 

そして、数週間経過・・・先週末に、新たに購入したクルマが納車された。

 

こちらは、10年前のクルマだが、正規ディーラー店頭で実車拝見等々、行って購入。

 

人生で、何度目になるかクルマの入替だが、今回、ディーゼルエンジン車種。

 

これが、想像を超える「8速走り」に満足。

 

 

 

ではでは・・・再見❗