我が自転車歴•••2年間
長い中国駐在暮らしから帰国、生活環境が変貌して半年間で8Kgもの加重を改善すべきと、ランニングを始めたが、これは疲れる。そこから自転車が始まる。
クロスバイク衝動買いから始まった自転車歴も丸二年を迎えた。最初のクロスバイク、せいぜい日に20㎞が限度の走り試行錯誤しながら毎日漕いだ。
直三ヶ月後に、ビアンキやカンパニョーロなるブランドも知らずに入手したカーボンフレームバイクは、重量は軽いもサイズがちぃっと大きく、カンパニョーロ親指シフトには親しめずも、輪行楽しみを知り真冬の秩父路を何度も漕いだ。
しかし、加齢の我が身に合わないバイクと自己判断、三ヶ月後にシマノコンポーネント搭載、今のTREK バイクに乗り換える。カンパに比べシマノコンポのギアシフトの快適さに惚れながらも、シフト切替ストロークが大きな紐式変速は、ロングライド時のシフト切替繰り返しで指の疲れと《たすき》切替注視ライドに嫌気。又、かなりの頻度でワイヤー伸びの微調整が面倒くさい。
そんな心境時に現れた電動シフトなる優れ物に憧れ衝動入手、素人仕事で交換と相成った。ほぼ同時期、シンクロナイズなるギアシフト新機能搭載したグレードアップ新機種が出現。即座に入れ替えた。
こんな楽な機能を考案された釣り具しか知らなかったシマノ会社に感謝しつつ、幾度もの我がロングライド達成の秘訣は、この電動シフトの貢献度が大半を占める。
他方、サドルに関しては苦しんだ。ロングするとケツが痛いのです。ひ~ふ~み~我が家の棚にいくつものサドルが眠ってる。最終、米国製セラアナトミカなる会社の本革製サドルにたどり着き今日に至っている。
次にロードバイクの基本、跨がるポジションに関してだが、フランスアルプス山々を走り抜くレースのような格好いハンドルスタイルしたくもドロップ握りするとわずか10分も姿勢が保たないのです。腰は痛い、腕は痛い、首は痛い、股は痛い、素人調整であらゆるポジション変更を試みるが上手く出来ない。御徒町のショップでの有料調整は、一応の評価は出来たが、やはりロングライドで各部位の痛みが起きる。下ハンと称するドロップ握り姿勢が長続きしないのでブラケットを握る上ハン走りが大半を占める。そんな悩みからハンドル形状を変更したく模索する中、たどり着いたのが今のボーダレスカーボンハンドル。これが私の加齢ライド姿勢にジャストフィット。ライドの大半をハンドル握りで走れるようになった。疲れるとブラケット握りで休むが、更なる楽するためにトライアスロンで使われる縦長のバーハンドルを取り付けると、その効能(加齢ライド)に驚き桃ノ木と相成った。今回の台湾自転車旅にも取り付けて、ドロップ握り5割、ブラケット握り3割、バーハンドル2割で、初回台湾旅時の手や肩の痺れから解放されるロングライドを満喫した。
縦長のバーハンドル取付には、Amazonから3Dプリンターをポチって湾曲するボーダレスハンドル取付マウントに苦労した(笑) 最終は、外注依頼した。
自作したのは、Volt800のマウント・・・これ!
今はそんなバーハンドルのバーが要らないのではと、アームレスト単体取付の工作に取り組んでます。
最後にペダルとシューズを固定するビンディングにも試行錯誤を繰り返した。まずは当初のクロスバイク時、ビンディング入門としてSPD最下位グレードで数え切れないタチゴケの経験から始まり徐々にグレードを高める。SPD-SLを選択せずSpeedPlayなる高級グレードは、今でも総合評価はトップなのだが、如何せん海外ロングライドでは、歩けない問題が付きまとった。そこで元のSPDに戻るのだが、ひ~ふ~み~これも幾つ棚に鎮座してる。ボーダレスハンドル会社から紹介された両面SPDは、小型で寸法が通常53㎜の軸長さが、日本人体型にと48㎜仕様合わせてあるイッピンに満足している。併せてシューズもひ~ふ~み~鎮座している。(笑)今はメルカリでポチったズックシューズに落ち着いてる。
以上、2年間の我が自転車歴を書き残す。
あと何年続けられるか・・・今、66才です。
再見