台湾自転車旅・・・報告 ①~④
【結論】・・・真夏の台湾自転車旅は、お勧めしません。
全走行距離・・・850Km
① 初日
成田からバニラ航空(香草航空)で空路一路・・・高雄
バニラは初めてでしたが、自転車輪行袋とタイヤ袋の預けは無料で事前申請もせず問題無い。高雄空港から高雄市内へは、MRT(捷運)の最終時間を気にしながらの移動でした。宿は、文化中心站。站から歩いて15分で背包客宿。バニラは、無料機内食がありません。空腹でほぼ閉まり終えてる飲食店を探します。輪行組立せずにご就寝。
② 2日目
33.74Km
朝から今にも降り出しそうな曇天陽気と蒸し暑さ・・・参りました。冷房効いてる宿のロビーで輪行組立・・・電動変速機のバッテリーは外して持ち込みますが、セッティングの際、Eケーブルがシートポスト中に落ち込んでいて拾い上げるに苦労しました(使い古しのアウターケーブル50㎝先端にクリップ固定して釣り針風に工夫し丸めて持参が効果発揮しました)また、サドル固定ネジの山が潰れて強く締められません。ネジの調達が必要かと近所の金物屋を紹介して頂き、出発後、立ち寄りましたが、そこで急などしゃ降り始まりました。結局、ネジ調達は出来ずに、再度、締め付け直して出発したくも・・・このどしゃ降りが収まるまで半時間、軒先で待機・・・小雨になった時点で出発。
今回の自転車旅は、前回(1,200Km)と違え事前に宿を予約してない旅・・・
走り出すも、何度か小雨・・・大雨・・・後半は、どしゃ降り!
高雄から屏東までは、市街地や工場群の中の「環島一号線」走ります。
景色的には、面白くないルートでフラットです。
チェックインするも宿裏手の駐輪スペースでまずは素っ裸で着替え(笑)
宿には、小洒落たカウンターバーがありました。
夕暮れには、素晴らしい虹です。明日は夏晴れを期待します。
晩飯は、近所の家庭料理屋・・・チャーハンが旨いんです。
③ 三日目
106.14Km
朝から夏日です。
しばらく市街地を走ります。
念願のマンゴーかき氷もいただきました。
台9線(台東)分岐点までは、ほぼ市街地走行です。
分岐を過ぎ・・・墾丁(岬西側辺り)は、夏の観光地です。3月の自転車旅では、気になりませんでしたが、大勢の観光客が押し寄せてます。若者は、レンタル電気バイクで走り回ってます。警察官が違反の二人乗りを取り締まる光景をたくさん見ました。
途中、墾丁市街、唯一のガソリンスタンド・・・前回、レンタルバイクの給油時、台湾マネーが無く、給油途中で気付き、給油ストップ、代金を支払ってませんでした。今回、立ち寄ってマネージャー事務所で訳を話して代金90元を受け取って頂きました。帰りしなアイスクリームを頂きました(笑)
台湾の最南端岬は、最寄りの駐車場から延々、小径を歩きます。観光客の皆さま、熱さでお疲れ様です。念願の南端でした。ここから台湾北端の岬まで走ります。
この最南端岬までは、高雄から、ほぼフラットな道のりですが、岬からヒルクライムが辛かった・・・!
大汗の中、小洒落たカフェの道向かいのばあさん店番する便利店で休憩!
しかし、汗した先には、素晴らしい景色があります。
上がった分、下りのダウンヒルも素晴らしい!
三日目の宿探しは参りました。指示されたマップに無いのです。聞けば、更に1km先と云うが、そこにも・・・小さな看板見つけました。(笑)
なんとチェックイン早々、仲間の小宴の誘われ、大賑わいに参加しました。
④ 四日目
82.75km
四日目は、後半、峠越えです。
台湾、古くから居住続けてる原住民の部落を走ります。
原住民が開くオープン食堂で、元気良いおじさんがマジックインク差し出して、記念にサインしてくれと・・・描き残しました。次回、三度目も立ち寄ります。
そして、台湾環島の聖地に立ち寄ります。
ここから台9線に合流です。ここから台北まで455Kmあります。
今宵の宿は、個室でした。
宿にビールが無いので紹介された便利店と檳榔(ビンロウ)の店で・・・
そこのおばはんが元気、座って飲みなと椅子を差し出す、
晩飯も近くの弁当屋で食べてると、先ほどの檳榔でお釣りを間違えたと子供が運んできた・・・!
ひとりベッドでぐっすりした翌朝は、こんな朝飯屋で朝食です。
・・・ 続編に続きます。