ジンバルの自前修理
MOZA MiniP を使ってますが・・・
使い始めて2ヶ月目・・・本体を二分割して収納する時に回転する部分が・・・ユルユル・・・なってしまい。ジンバル撮影に影響が出たんです。
サポートに連絡すると保証期間内ですので、無償交換で新しいジンバルが届きました。不良品を返送する指示が無いので・・・ユルユル・・・部分に固い詰め物して分解できませんが撮影に使うことが出来るので、贅沢にも二台(iPhone用/一眼用)使いしてます。
その分解できないジンバルが故障したんです。多分、一度、落下させてしまいその時に壊れたかと思います。サポートに有償での修理可否を聞きましたが、該当箇所の修理は不可能との返答で、30%割引のクーポンをもらいましたが、買うことはしませんでした。
壊れた箇所は、ジョイスティックスイッチで、カメラを左右上下に移動させる部分・・・電源投入後、中心で止まらず、すぐに下方を向いてしまうんです。
下方に向くと、そこから左右には動きます。上には動きません。
ワタシ、昔から写真業界の演ジニアで通してます(笑)
そんな経験から、本体を分解してジョイスティックスイッチなる部品を交換してみようと思い立ちます。
しかし・・・本体、握り部分の分解ができません。固定ネジ数カ所を取りますが、ガッチリはまり込んだ成形構造が離れません。一度は、諦めました。
数日後、Youtube散歩で、他社製ですがジンバル修理の動画がありました。本体握り部分には、大きな充電バッテリなど重要なエリアなので、強固な構造であり、その分解は大変ながらも出来てました。
ワタシは、ダメ元・・・再度の試みです。
分解できたんです。
慎重に壊れてると思われるスイッチを取り外します。
メーカー名から同番パーツを見つけましたが・・・2000個からの注文です。
ジョイスティックスイッチなる部品の構造も知りました。10kΩの可変抵抗が並んでるんです。ニュートラル(中心)時は、二つの可変位置がセンター位置にあるんです。そこから上下左右に振ると、抵抗値が変化して内部の制御コンピューターに位置信号を送るんです。
まぁ2000個は変えませんので、中国の仲間にもメーカーに問い合わせ依頼しましたが、返答がありません。途方に暮れてると、アメリカ合衆国内の電気パーツECサイトに同様のパーツを見つけます。半田脚の形状が違いましたが、こちらは、一個から購入できます。運賃二千円かかりますが、ダメ元でポチりました。
ほぼ十日ほどで届きます。
早速、昔の杵柄・・・演ジニア魂のハンダ技で取り付けます。
基板面に固定する突起の位置寸法が違いますが・・・ニッパーで切り取った(笑)
ハンダ脚の曲がりも違いますが・・・演ジニアには問題無いんです。
無事に取り付けました。
分解カバーはそのままで、恐る恐る電源投入・・・動作確認です。
分解したケースの組立も恐る恐るです(笑)
そして終わったのですが・・・動作がおかしいんです。
ジンバル電源投入すると、カメラは前方を向きますが、修理品は、自撮りの方向、手前を向いてしまいます。何❓
でも手前位置から、トリガスイッチの二度押し「中心向き」で前方を向いてくれるんです。修理中、どこかのパーツが壊れている可能性がありましたが・・・そのまま、いままでうん週間は問題無くジンバルしてくれてます。
Youtubeでも修理流れを公開してます。
まぁまぁ・・・では・・・再見❗